~有袋類なのにふくろはなく、ひだで子育てをする種類で、南北アメリカに60匹以上がすむ~ ※有袋類…メスがおなかのふくろで子を育てる種類。現在はオーストラリアとニューギニア島、南北アメリカの1部にしかいない。
キタオポッサム(オポッサム科)
33~55㎝/0.3~6.4㎏
北アメリカの川や沼、森林、草原、農地など
昆虫、小動物、果実、穀類、鳥、死肉など
・様々な環境に住み、民家やゴミ捨て場でヒトの生活と共存している姿も見られま
す。
・危険を感じると、体を丸めて口を開け、死んだふりをします。
・夜行性で、地上で生活し、木登りが得意です。
・1度に20匹以上の子を産み、母親は子を背に乗せて移動します。
ヨツメオポッサム(オポッサム科)
25~35㎝/0.2~0.8㎏
メキシコ北東部からブラジル南東部にかけての熱帯雨林など
昆虫、ワーム、鳥、小動物、菜、種、果実など
・樹上で単独で生活します。長い尾はつけね近く以外は毛がなく、これを枝に巻き
付けて身体を支えます。木の葉や草で、木の上に巣を作ります。
・目の上に白い模様が2つあり、目が4つあるように見えるので、ヨ・ツ・メ オポ
ッサムです。
ミズオポッサム(オポッサム科)
22~40㎝/0.4~0.79㎏
メキシコ東部、中央アメリカ~ペルー、パラグアイ、ブラジル、アルゼンチンの熱帯、亜熱帯の川や湖など
魚、小動物、藻、果実、カニ、カエル、エビ、昆虫など
・水中生活をする唯一の有袋類です。後ろ足の指には水かきがあり、昼は川岸の巣
穴で休み、夜に水中の小動物などを前足の長い指を使ってとらえます。
シロミミオポッサム(オポッサム科)
22~35㎝/0.4~1.3㎏
南アメリカの開けた土地、森林など
昆虫、果実、種、トカゲなど
・得意技(?)は死んだふりです。
・様々なものを食べ、それぞれの場所や季節で最も豊富なものを主食とします。