ディグダには、ディグダ(アローらのすがた)という「リージョンフォーム」があります。これは、その地方の環境に適応するために、通常とは異なったすがた、タイプなどをもつことです。
そして今回、ウミディグダというポケモンが登場しました。しかし、このポケモンは一見ディグダのリージョンフォームに見えるものの、実はまったく別のポケモンだというのです。解説によると、別のポケモンでありながらおかれた状況がディグダと似ていたため、食べるものも住むところも違うけれどディグダに近い姿になったというもの。これは、現実世界にみられる収れん進化がもとになっていると考えられます。収れん進化の例として、フクロモグラとモグラ、フクロモモンガとモモンガなど、一見同じに見えるけれど違う生物は、けっこういます。
ポケモンって意外と学べることがけっこうあって、こういうところまで知ろうとすると、ポケモンの深いところまで見えてきて…もっともっとポケモンが好きになれるはずです。