ダイマックス。これは、ポケモンの体内から放たれた特殊なパワーが周りの空間をゆがませ、実際の大きさよりもポケモンを巨大に見せる現象のこと。ガラル地方在住のマグノリア博士が発見しました。
・ダイマックスは、ムゲンダイナから出る「ガラル粒子」と呼ばれる赤い光が発生している場所でのみ起こります。それらの場所は「パワースポット」と呼ばれ、スパイクタウン以外のスタジアムやローズタワーなどはパワースポットの上に建てられているため、バトル中のダイマックスの使用が可能です。また、野生のポケモンの巣からも赤い光が出てくることがあり、野生のダイマックスポケモンとのマックスレイドバトルも可能です。
・ダイマックスは姿が大きくなるだけではなく、HPが上がり、技がダイマックスわざに変化し、いくつかの状態異常を無効化にできる、といった効果があります。
・ザシアン、ザマゼンタ、ムゲンダイナ以外のすべてのポケモンがダイマックスできますが、バトル中に1度しか使えず、3ターンで元の大きさに戻ります。(マックスレイドバトルでの野生のダイマックスポケモンはダイマックスポケモンとして登場。バトル中にその姿が戻ることはない)
・各ポケモンにはダイマックスレベルが設置されています。ダイマックスポケモンは自身のダイマックスレベルに応じて最大HP、残りHPが数倍に増えます(端数切り捨て)。また、ダイマックスポケモンが通常の姿に戻った時、最大HPは元に戻り、残りHPも補正値で割られます(端数0.5の場合切り上げ)。ただし、例外としてヌケニンはダイマックスレベルにかかわらず、HPが変化しません。
ダイマックスレベルはダイマックスアメを食べることで1増えます。基本、ポケモンはダイマックスレベルが0の状態で手に入りますが、マックスレイドバトルによって手に入れた野生のダイマックスポケモンはいくらかダイマックスレベルをもっていることがあります。
ダイマックスレベル HP倍率
0 1.5
1 1.55
2 1.6
3 1.65
4 1.7
5 1.75
6 1.8
7 1.85
8 1.9
9 1.95
10 2
・一部のポケモンのみ、キョダイマックスという、大きさだけでなく、その姿も変わる巨大化をすることができます。キョダイマックスできるポケモンはその種の中でも限られていて、特殊な手段で入手可能です。また、キョダイマックスするポケモンたちは、それぞれ専用のキョダイマックスわざをもっています。キョダイマックスできる、という資質は遺伝しないため、キョダイマックスするポケモンに進化する個体を直接育てる、またはダイスープを飲ませるしかありません(例外 メルメタル)。また、キョダイマックスできるピカチュウ、イーブイ、ニャースの個体にかんしては、進化することができません。