ファイル拡張子というのはファイルの後ろにある、.pngとか.jpegとか.htmlとか.exeとか.javaとか.mp3とか.mp4とか.icoとか.svgとか.pdfとか挙げだすと無限にありますが(誰でも勝手につくれるので)、今回は画像に絞って、ファイル拡張子について紹介したいと思います。ちなみにファイル拡張子はエクスプローラー上の「表示」から「ファイル拡張子」のチェックボックスを入れることで、ファイル名に拡張子が表示されるようになります。
画像で最も一般的なファイル拡張子は「.png」です。pngは、可逆圧縮と言って、いくら保存しても画質が落ちることはありません。パソコン上のデータは、pngで保存されることが最も多いです。
次に一般的なのが「.jpeg」です。jpegは画像を劣化させて、ファイル容量をpngを50%ほどカットして圧縮できます。時々画質の粗いものはjpegの物と思われます。jpegは非可逆圧縮と言って、一度圧縮すると元の状態に戻せないので、保存するたびに画質が悪化します。また、背景の透過ができません。しかし、現在では、手軽にファイル容量を削減できるものとして、最も広くインターネット上で使用されます。
技術は進み、今度は「.webp」という拡張子が誕生しました。こちらはインターネット上で使用するために開発された非常に軽量かつ高速なファイル圧縮です。webpは画質を一切劣化させることなく、jpegを25~30%ほどカットして圧縮できます。pngの60%ぐらいカット?実はこのサイトもwebpを採用していて、記事に画像を投稿したときのパーセンテージメーターは、画像のwebpへの変換を行っています。webpもjpeg同様、影響は非常に小さいですが、非可逆圧縮なので、元の画像に戻すことはできません。そしてwebpはGIFのようにアニメーションさせることができます。こちらの画像アニメーションについてはまた下で説明します。
しかし、今、次世代画像圧縮として、「.avif」が誕生してしまいました。こちらは可逆圧縮、非可逆圧縮のどちらも選択できますので、復元可能です。そしてこちらが、SquooshというGoogleが提供する画像圧縮サイトで実際にpngをほとんど画質劣化させずにpngをavifに圧縮したものです。その圧縮率は驚異の99%以上!!!!しかも拡大するとpngよりざらつきがなくきれい!!!!!!!????もう何が起こっているのかわかりません。どういうこと?こちらがその画像(zip)です。99%の差をかみしめながら見比べてください。avifはまだあまり普及していないので、読み込むには拡張機能が必要ですが、注意書きの手順道理ダウンロードしたら大丈夫です。
.png:16.0 MB (16,842,206 バイト)
.avif:143 KB (147,076 バイト)
ちなみに画像アニメーションについてですが、これまでの長ーい時代で、GIFが非常に多く使われていました。その理由は256色でしか表現できず、軽量であったからです。しかし今は違います。GIFを超えたwebpをも超えた「.apng」が誕生しました。こちら、apngはGIF同様背景も透過でき、GIFとほとんど容量を変えることなく、しかもpng同様可逆圧縮で、1677万色使用できます(?????!!!)
ちなみに速攻でファイル変換する方法ですが、ファイル拡張子表示した状態で「.」の後ろのファイル拡張子を変えたい拡張子に変えたら秒で変換できることもありますが、ファイルが破損することが多いので、素直に「~から~変換 サイト」とかで検索したり、Squoosh使うのがいいですね。
例えば、このサイトにこの動画、画像投稿したいのに20MBまでとか舐めてんのか?〇すぞって時に非常に有用です。
技術の進歩により、今や1gで2TBの容量がもはや一般的になっている現代ですが、ファイル圧縮の技術まで進歩するともう容量を持て余しそうですね。「ごみ箱」が無くなる日も遠くないのかもしれません。
何か知らんけどコメント欄のフォントが普通にかっこいい方になった
ちなみに圧縮の仕組みについては知りません。検索しても出てきません。そんな簡単だったら昔からありますもんね。