新しい世代になって、新ポケモンが出て…そんななかでよく言われるのが、「ポケモンらしくない」という言葉です。けっきょくそんなことを言っておいても次世代を迎えるころにはすっかりポケモンとして慣れてしまっているのですが、本当に毎回毎回どっかで聞こえてきますよね。「ポケモンらしくない」。では、ポケモンらしいポケモンとは何でしょうか。初代のポケモン。これはポケモンらしいといえるでしょう。また、第二世代のポケモンたちもポケモンらしいポケモンだといえます。それもそのはず、彼らがポケモンらしさの基盤をつくったのですから。初代のポケモンの特徴として、現実にいる生物、モチーフに忠実な型でつくられているという特徴があります。ロコンやギャロップ、ポッポなどを見ればわかりますが、生物の体をそのまま使っている表現が見られます。第二世代でもこのような表現は取り入れられ、これがポケモンらしさを確立していきました。第三世代で変化が起こります。まるっとした感じのポケモンが増えるのです。これは時代の流れに沿ったようなもので、デフォルメされたキャラクターが主流となってきました。これで、キャラクターに幅が生まれました。第四世代のポケモンはまとめ型でした。第一世代+第三世代というとわかりやすいでしょうか。型を大事にしながらもデフォルメが加えられたポケモンが登場しました。第五世代は別の記事でも触れましたが大人向けになりました。より複雑なデザインのポケモンが登場します。ここからはいうことなし。どんどんどんどん新しくなり、統一性というよりもバラエティ豊かなポケモンたちが登場するようになります。「ポケモンらしくない」ポケモンが登場するのは仕方のないことかもしれません。
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